大人になるまで、私が夢で神様に会うくらいまでの時期はどうしても人形が好きになれませんでした。
子どもの頃から人形に見られている気がして、いつも人形と目線が合わないように後ろ向きに置いていました。
ウサギのぬいぐるみも、リカちゃん人形も。
友達の家で遊ぶのは楽しくて買ってはもらうのですが、家にある人形はどこか怖くてどうしても遊ぶ回数が少なめでした。
そして夜は絶対に遊びませんでした。
高校生の時にファンだったバンドがいて、CDアルバムを買ったときの話です。
バンドの方向性が変わり始めた頃、CDが可愛いウサギの絵の表紙で発売されました。家に帰りワクワクして紙でできたCDケースを開けると、表紙裏は残虐な行為をしている血みどろのウサギの絵でした。それと同時に全身の鳥肌と目がチカチカしてどうしても触れないことがありました。
本当に目がチカチカして怖くて仕方がなかったので、CDと歌詞カードだけ取り出してそれ以来見えないように部屋の片隅に隠しました。
今なら分かるのですが、それはいわくつきの場所の写真を見たりするときと同じ症状で、買ったばかりのものになぜか悪いものが憑いていたようでした。
絵にも入り込むことが出来るので、人形にも入ることができます。目線を感じたら入ってたりします😅
好きなバンドのCDケースに憑かれて辛かったのですが、今でも大好きなバンドなのでCDを新たに中古で探して買い直しました☺️Suclupture of Timeというアルバムは名盤で、Magic Theatreという曲はちょっと長いのですが幽界に行った曲だなと思って聴いています。