月色ユーカリプタス

魂をみる私の世界

高次元の存在にエネルギーをもらう (後編)

モヤモヤとした感情をぶつけられる感じで家族と喧嘩をしました。

最近目を閉じるとよく黒いものが視えていたので、何かあるだろうなと思っていました。そして、とうとう来たかという感じでした。

なぜだかカサカサ動く黒いGも同時に部屋に現れ、どこからでも見える場所にずっと張り付いていました。そんな空間の中での話し合いはGの圧もすごかったです。

 

話し終えると、数日前から黒いものが視えていたことも加えて話しました。

突然だし霊とかは一切信じない人なので戸惑っていましたが、話し合いでお互いにスッキリしていたので買い物がてら近所の神社で参拝をしました。そして、拝んだ瞬間にまた黒い点が視えました。

ハッキリと。

そして、黒いばかりでなく周りが赤かったのです。

家族にはゴメン、変なのが視えた……。ただのお参り程度じゃ離れたかどうかちょっとわからない……。近いうちに何かまた訳の分からない嫌なことが起こるかも……、でも良いことあるといいよね!と苦笑いで帰宅しました。充血した目のようなコントラストで周りは白いオーラ。パッと浮き出る感じが、今でも忘れられません。

その日は夜も取り留めのない話をして笑っていたのですが、家族の何気ない言葉に引っ掛かった私は少しムッとしました。

 

突然目の前に、小指の爪くらいの大きさの黒い炭くずのような、少し周りが白く光るものがパッと現れました。シャラン、シャラン……キラキラキラ……何と表現したらいいのか分からないのですが、高く透明感のある音も同時に聞こえました。

そして、てん、てん、てんと遠ざかっていきました。他人がその時の私を見たら、霊感のある人がよくやる目が泳ぐということをしていたと思います。

このことが頭から離れなかった私は、翌日の午前中に家の掃除をし、瞑想の準備をしました。クリアで軽いエネルギーに整えるためには瞑想をしてください。私が唯一読むスピリチュアルサイトにそう書かれていたので、先生のいない私は従いました。

瞑想中の私が私であるための簡単なおまじない。お洒落でいい香りの十分間線香を頼りに行います。

 

目を閉じると、大きな大きな漆黒の光の玉がみえました。瞑想もなにも目を閉じただけで視界八割を埋める大きさで現れました。周りが白く光っているので良いものだと思っていましたが、神社で視たものと同じ、これもまた負で、何処となく圧を感じます。

 

オオオオオオ

 

どうしたらいいのか分かりません

祓うのがいいの!?どうやって!!

 

念仏を知らない世代の私はただ戸惑うばかりです。

ふとヒーラーの先生が、白い光は私を守ってくれる存在だから困ったときはお願いするといいよと教えてもらったことを思い出し、半信半疑な気持ちで、白い光の方、助けてください。この黒いものをどかしてくださいと心で呟きました。

すると左上視界の片隅に白い光がぱっと現れ、すごい速さで視界右へ飛んできて漆黒の光と同じ大きさまでになりました。

ハッキリとした黒と、強く眩しい白い光。

今まさに対戦という感じで映画のスクリーンを眺めている気分になりました。

 

私の頭は壊れたのかとも思いました。

 

瞼裏、視界の真ん中に大きな漆黒の光、右隣りには大きな強い白い光が対立するようにいて、二つの光のぶつかり合いが始まりました。それはまるで大きな岩を全力で押すかのような力強い劇画のような凄まじさでした。どっちも譲らない状態です。

 

ぶつかり合っていると白い光の方が薄く伸び始め、漆黒の光を包み込むようにぐにゃりと歪な形となって左右に振れます。

荒ぶる白い光

段々と黒が飲み込まれ始めました。白い光の勢いは凄まじく、視界いっぱいに強い白い光に覆われ、まぶた裏が眩しいライトの光源に顔を近づけたような強さで一面埋まりました。

私はどうしたらいいかわからない状態で夢でも見ているのか、はたまた想像なのか、一体何が起こったのだろうかと混乱していました。

 

白い視界

眩しい……。

 

激しい白い光から強い光へと戻ると、光から発する優しさに気づきました。白しかない視界の中、もう大丈夫なんだ、黒いものから守られたのだと直感で分かりました。

助けてくださってありがとうございましたと丁寧に手を合わせると、ゆっくり覚醒をして立ち上がりました。霊感を使う目の感覚のまま壁の向こうに目をやると白銀の光がギラン!と眩しく光りました。

 

大丈夫だよ

 

そう聞こえた気がしました。

 

巨大な負のエネルギー体が消えてからはどこか心が軽くて、目を閉じてリラックスをするとたゆたうように白い丹光が瞼の裏に現れます。

そうしていると眩しい白い光がやってきて、私の瞼は強い光で覆われました。

 

私は父とわだかまりがあるので、これからどうしていくかを薄っすら考えていると、ニコニコ、大丈夫だよ、ふふ。こんな雰囲気の白い光が私の顔をたくさん照らしてくれたので、ありがたいのですが考えが纏まりません。

とても眩しかったのです。

まるで強いライトを顔に当てられ取り調べを受けているあの状態です。

 

かつ丼くださいと言いたくなる照らし具合でした。眩しく照らされると悩みも消えていくようで、

 

あぁ、眩しいなぁ

 

眩しいなぁ

 

 

……眩しいよ

 

まぁ、どうにかなるのよ

 

しかし眩しいな

 

 

……こんな問題どうにでもなるわ

こんなにもポジティブな光を浴びせられると、悩むだけ無駄な感覚になっていきました。

 

良いエネルギーって、軽いんですよね。

ポジティブってあとを引かないんですよ。

 

そしてこれは少し経ってから家族に起きていたことです。

オーラ視を始めた頃、遠隔で一人の家族のオーラを視たときに砂が舞うような状態だったので、なぜだか分からなくて試しに魂に聞いたことがありました。すると画面が切り替わって漆黒の大きな負のエネルギー体が現れたのですが、それが私についてきてしまったらしくそれがネガティブな出来事を私の周りでも生み出し始めました。

 

つまり、深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いているという有名な言葉の状態から事が始まりました。 

 

その家族は何をやっても人を苛つかせるのか、結構キツく人に当たられて精神的に参っていました。それが原因で荒んでもいました。元々嫌われるタイプではなかったのでずっと疑問に思っていましたし、パーソナルカラーがディープウインターという重厚感のある色合い、しっかりとした生地が似合うタイプであることと、しっかり意見の言えるサバサバした所が相まって強過ぎるように感じるからなのかなと霊感が眠っている頃は考えていました。

そして一連の怒涛の展開で白い光に助けられたのですが、その後を聞くとなぜだかみんなが優しいと穏やかなメールをくれました。

褒められる、好かれる、驚くほど感が良くなった

あと、、なぜかモテる。

そんなことを言っていました。

今まではこの逆だったので本当に驚きました。

 

私はメールが来る前に、密かにもう一度魂にアクセスしてオーラの状態をメモしていたのですが、誰だと思うほどに変わっていました。

家族の魂は濃く落ち着いた色となり、動きもスイスイ流れるように動いていました。

 

そして最大の違いは砂ぼこりのようなものが舞っていたのが無くなり、フラッシュのような光を強く放っていたことです。オーラは赤に緑が入った色から深い色へ。

前は度々泣くような声で電話を掛けてきていましたが、今は明るく笑って話してくれるように。そして感が良すぎて怖いと大爆笑していました。

家族の苦しさを取ってくれた白い光には感謝しかありません。今は何度呼びかけても来てはくれないですが、あの体験はずっと心に残っています。

 

白い光は高次元の光だそうです。

白く眩しい光、近づくと風はないのに風圧を感じる光。近くにいるとポジティブになってしまう、強いながらも優しい光。

 

今もどこかで誰かをこっそり助けているのかなと時々想像を膨らましています。

 

もう一つ、この家族には逸話があって私の霊感がまだ眠っていた頃のお話です。

この家族は一人暮らしをしていたのですが育てる植物がすぐ枯れると母が愚痴っていました。枯れるので実家に持ち帰ってくると元気を取り戻し、大きく育ってしまうという話を思い出しました。二階南向きの日当たりのいい部屋に住んでいたのにです。

負のエネルギー体が憑いている間は本当に苦しかっただろうなと思います。

harutugekusa.hatenablog.com