月色ユーカリプタス

魂をみる私の世界

心の滞りを取り去ること、脳腫瘍が小さくなったという方の本を読む

はせくらみゆきさんの魂の約束という本を読みました。今回はそこから学んだことを書こうかなと思います。

こちらは白鳥哲さんという声優や映画監督をしている方との対談本です。

 

白鳥さんはある日、声が出なくなるという状態になりました。それは脳の奥深くの脳腫瘍の為でした。手術も大変な場所だったので転院の間の検査入院中、不安の中でもこの絶望の海を泳ぎ切ろうと思ったそうです。その気持ちにさせたのが映画製作を通して知った七田式教育の七田さんの生き様でした。

 

そこから手術を待つ間、自分のできる範囲で東洋などの自然治癒力を高めていくやり方を試していくと心の滞りというものに触れることになったそうです。

 

受容、肯定を推進するノートというもので心の声を聞き出したそうです。

どんなことでも書きなぐって肯定し続け、最後思いつく限りの言ってほしい言葉で埋め尽す。

 

本を読んでいくと映画監督の視点で病気になった身体を見ているようにも思いました。

いい映画を撮るのに本質を理解していないと作れないですから、そのときに体の仕組みも勉強されたようです。

 

感情には周波数があって、怒りの振動はカルシウムの沈着や、血糖値の上昇を招き肝臓を痛める傾向、悲しみは肺、嫉妬は胸腺に出ることが多いということで、起こった出来事への感情を素直に認め、自分を肯定し許していく過程で感情の浄化が起こると氣が巡り体の血流が良くなる。自然療法で自然との呼吸を合わせていくように体の浄化作用を促していったところ、腫瘍が小さくなったそうです。

 

私もストレスフルな生活で自己免疫性疾患になり、涙が出ず、かなり眼球の滑りが悪くなったので夜な夜な眠りながら目薬をさしたり、喉の乾燥で水筒を片手にずっと水分補給をしながらの生活をしていたことがあります。原因不明の発疹が両手にできて痛くて何をしても治らないしで、ずっと疲れている状態、この体はどうなってしまったんだろうと当時思っていました。

泣いても涙が出てこないから声だけがサイレンのようで、涙が出ることでストレスが解消するのだとその時に学びました。

その後ジュッと少量の涙が出るんですけど、一週間くらいは目が疲れて痛いんです。だから物を見る必要がないときは極力目を閉じて過ごしていました。手も痛くて掴む気になれない、目が乾くから見ることもままならず、話すと息が詰まったようになって空咳が出るから黙っていたい。何もするなということなのかと当時はよく思いました。この症状でも軽度なんだそうです。

強い症状の中で過ごしている方の辛さを思うと胸がギュッとなります。体調が悪い方、健康に過ごされている方もですがご自愛下さいね。

私が寛解にいたった理由は、もう死んじゃおうと思ったからでした。人生を俯瞰してみたとき、未来も今と同じように何も変わらず過ごしている自分を視てしまったんです。周りに振り回されて、子ども時代の辛い体験から心に沈めた病んだ部分、そういった部分からくる家族の試し行動も辛くて、私もお互い様だったと思いますが、それで疲れちゃったんですね。

知らない人しかいない世界、話す人、相談する人もいないし、引っ越しで一から作る環境も賽の河原みたいだし、もういいやって。子どもは可哀想だけど、ごめんねって。

でも、最後にドラえもんの世界みたいに未来を好きなように変えられるなら、適当にこうなればいいなとかこんな風に最後にやってみたかったことをしてから死ぬことにしよう。十年だけ好きに生きてみよう、好きなことしかやらないの。それで子どもともたくさん笑おう。最後なんだし。楽しくなったら一年一年と生きる日を伸ばしてみたらいいしさ。

期限は十年。

そう思い始めた頃から症状が緩和されていきました。苦しいことにフォーカスしていた所を真逆の楽しいことへ、最後の十年どう生きるか。その思考が私を変え始めたんです。ただ笑うことも苦しむこともあと何回体験できるかな、苦しい感情すら味わうようになりました。あと二年で十年になると思いますが、今思うと霊感が再び目覚めた理由の一つにこの吹っ切れがあったのだと書いていて分かりました。

要らないと封印した、向こうの世界からすると距離を置く宣言でもありますが、私が私らしくと生き始めると血流が良くなるように再度繋がり始めたのだと思います。ブログを通して私を知ることができました☺️

 

涙が出なくなる経験から言えることは男も女も老いも若きも関係なく、悲しいときは泣く、体に備わったものだからそれを大切にしなければいけないということ。

ポロポロポロポロ。

涙が涙腺から溢れだして頬を伝う感覚、なんて心地がいいんでしょうね☺️

 

それで白鳥さんは滞っていた心の発掘と赦しで愛の振動が高まったことによって528Hzと呼ばれる振動数と共振したように感じたそうです。具体的には音叉を胸に当てると共振したそうなのでその振動数だったのだろうと解釈したそうです。

私の振動は胸と眉間だったので考えることが難しくなり普通の生活を送ることが大変になりました。私の場合は、バランスも悪かったので調整する必要がありました。胸の振動が528Hzかは分かりません。

harutugekusa.hatenablog.com

四六時中、胸が振動していると大丈夫かなと心配になりますが、私の周りにいる人はだんだんと優しい顔つきへと変わっていきました。プロの方にも愛の高まりで振動していると教えてもらいました。

バイブスぶち上げて感化させたんでしょうか😎そうだといいんですけどね。

 

↓私はエナジーバンパイアを赦しました🙌勿論、ものすごい葛藤を経てですよ。父の運命も少し変わったのでこれで周りの人も楽になるかと思います。

harutugekusa.hatenablog.com

この本には心豊かになることが詰まっていて、祈りとは命の響き合いという表現があり、私も神社で祝詞を上げてもらったとき心に響いて号泣したことがありました。腹から出す声で目が覚めるような、人の温かみもあって私のモヤモヤを消してくれたんです。

 

命って光ってる。光そのものが命だなと白鳥さんは思ったそうです。

私の視る魂はどんな人も、ツイてる人もツイてない人も、皆さんキレイに光っていました。さらに日々の感情という目まぐるしく変わる光に包まれているんですね。

間接的にでも光を知ってその本質の光にフォーカスしていかなければいけないなと思いました。この人生で終わりでもない、続きがあるのだと知ってください。

転んだ分だけ光は強くなれるんです。たとえ死にたいと思っても一旦保留してくださいね。

 

※本の中で江戸しぐさの話がありましたが、それは無かったという話を前に読んだことがあるのでそれは一応調べてくださいませ。