見えないものを視る感覚はすっかり失われ、感覚体験を重ねていた頃のお話です。
寝ると息が詰まる、体が足元から押され固まっていく感覚、その時は少し静電気が体を覆っていくような感覚があったような気もします。こんな感覚を毎晩のように体験していました。
来る、来る、来る!
いつも金縛りに入る前に何かがやってくるのを感じていました。
これは脳が起きて体が眠っているからなのか、みぞおちの辺りをぐっと押され、息が詰まってしまう金縛りをお昼寝でも体験していたので、子供心に寝ることは気持ちのいいことだけど苦しくて怖いことだと思っていました。
そして、金縛りの一方で悪夢もよく見ました。
私の夢は全てフルカラーです。何度か鑑定してくれたヒーラーの先生は白黒だそうで、人によって違うのだと知りました。
二十歳くらいまでの私の見る悪夢は無数の蛇が出てくる夢でした。
道幅いっぱい長く伸びた蛇が片足を入れるのがやっとの間隔で並び、遠くまでびっしり蛇がいる中を悲鳴をあげながら走り抜ける夢を小学校〜高校を卒業するまでの間、定期的に見ていました。
当時は蛇=お金のイメージでしたが、私が信頼するスピリチュアルサイトの記事には蛇の夢はエネルギーを象徴していて、数が多いと様々なエネルギーの干渉を受けている状態なんだそうです。だから寝ても覚めても悪夢だったり金縛りだったり変な感覚になることが多かったようです。
こののち、無数のエネルギーが干渉していた原因がヒーラーの先生の鑑定で判明することになります。